【24話】友人の結婚式に招待されたMが出席を拒否「あんなやつ友達と思ったことはない」
中学時代に仲が良かった新婦Nの不幸な結婚式。Nの他にAとMの二人も仲が良く、招待客はなるべく抑えたいという新郎新婦の
希望で友人席は私たち3人が招待された。
式当日、いくら待ってもMが来ず、携帯は着拒はしていなくずっとコール音が。
事故か事件に巻き込まれたのかとも思い、私が式に出席せずにMの自宅まで様子を見に行くことに。
Mの家に行って母親が出てきたので本人の居場所が掴めない事を言うと、
「出席したくないって言っている。」
との返事が・・・
なんとか無理やり本人に会わせてもらって、理由を聞いて驚いた。
・あんなやつ友達と思ったことはない。
・あいつは仕事も上手くいっている。なのにわたしは・・
・新郎のことが好きだった。
と、泣きながら私にぶちまけた。
式場に戻った私はどう説明していいかわからなかったので
とりあえず新郎に好意を持っている部分を除いて説明したけど・・・
唯一式に出席したA曰く、新婦は始終暗かったそう。
ちなみに新婦とNと私は高校の時同じ飲食店でバイトしており、
新郎はバイト先で調理師だった。
その頃から新郎新婦は交際していたので、あの時からずっと新婦を
恨み続けていたのかもしれない。
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