不幸な結婚式のまとめ

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【137話】酒好きの新婦父が結婚式で泥酔した結果

新婦父は大の酒好きで、酔うとハイテンションになる。

が、機嫌を損ねると途端に荒れまくり、醒めると覚えていないという実に面倒なタイプ。

おまけに「酒が入っての事だから…」という言い訳常備。

そして新郎はかなりの下戸。



披露宴で、既に出来上がっていた新婦父は、上機嫌で新郎に酒を勧めまくった。

最初は礼儀で受けていた新郎も、「すみません、もうこれ以上は…」

新婦も「お父さん、それくらいにしてあげて」とやんわり。

すると機嫌が急降下した新婦父。

新郎とその親族に、

「礼儀がなってない!育ちが悪いせいだ!」

「家も土地も持ってない貧乏人に、娘がやれるか!!」

と暴言を吐き、新郎に掴みかかろうとした。



慌てて新婦父を取り押さえる新婦の兄弟や新婦親族。

新婦父は大暴れで暴言吐きまくり。

親族の紋付は破れるわ、スーツのボタンは飛ぶわ…

惨憺たる有様だったそうだ。



新婦母は、暴言を浴びせられた新郎と新郎親族、

止めに入って礼服が滅茶苦茶になった新婦新族に、泣きながらひたすら謝罪。

新婦父はその新婦母にも怒鳴り散らした。



そんな父親に対し新婦は

「私が酔っ払いが大嫌いになったのは、お父さんを見て育ったから。

 人に迷惑かけても、お母さんを泣かせても、いつもお酒のせいにする。

 お父さんとは、今日限りで縁を切ります」と絶縁宣言。



その後、酔いが醒め、例によって自分がやらかした事を覚えてなかった新婦父。

娘に絶縁されたと知って

「うちの土地に家を建てさせてやるから、近くに住め」と機嫌取り。

もちろん新郎新婦はそれを突っぱねた。


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