不幸な結婚式のまとめ

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【22話】挙式中にメンヘラ新婦が爆発「あんたたち(=出席者)、私をバカにしているんでしょっ!」

昨年の今頃、挙式直後にメンヘラ新婦が爆発して、披露宴・新婚旅行・

新婚生活がキャンセルされたという結婚式に参加してきました。

ただ、新婦はカトリック信者なので、頑として離婚を承諾しないとか。



新郎は新婦実家近所にマンションを購入していたので、今でもそこで

一人暮らしをしているそうです。





1.挙式開始が40分遅れ

 「新婦のお支度に時間がかかっています」という説明でした。

 ヘアメイクは美容師の新婦妹担当。

 待たされる間、新郎母はすすり泣き。



2.ドレスをバサバサ鳴らしながら荒々しくバージンロードを歩く。

 小さな教会だったので所要時間は数秒、新婦父は入り口に置き去り。



3.式が終わり、聖堂入り口で出席者に挨拶するのは新郎のみ。

 新婦はブスったれてあらぬ方向を見ていた。

 さすがに両親がうながして頭だけは下げさせていました。



4.写真撮影前の化粧直しと称して控え室に30分以上こもる。

 その間、出席者はペットボトルのお茶などを飲みながら待ちぼうけ。

 披露宴会場は教会の集会室&ガーデン。

 会費7,000円でペットボトルのジュースや持ち寄りらしい唐揚げ、

 太巻きなどが並んでいました。



 怒号と悲鳴が聞こえたかと思ったら、ドレスには派手にジュースをこぼし

 メイクと髪がグチャグチャになった新婦が控え室を飛び出してきて



  「○○ちゃんは××ホテルだったのにーーー!」

  「あんたたち(=出席者)、私をバカにしているんでしょっ!」

  「私は結婚なんてしたくなかったの!」



 このバリエーションを両親と妹に羽交い絞めにされながらも絶叫し続け、

 車に強制連行。自宅に帰ったのか病院に行ったのかは不明。

 その間、新郎と父は顔面蒼白、母号泣。



新郎は新婦のメンヘラを承知していたらしいのですが、新郎のご両親は結婚を反対していたのでしょうね。



本当に「何なの、これ?」状態でした。

後日お詫びと会費の返却ということで、商品券2万円(夫婦で出席)と菓子折りが送られてきました。



新郎が夫の同僚なのですが、付き合いはほとんどないので「どうして俺が招待されるんだろう?」と不思議だったそうです。

しかも「気楽な式ですから、奥様もぜひ」と。

お断りしたのですが、夫が会社で土下座されんばかりに頼まれて出席することになってしまいました。

たぶん、どちらも出席者が少なくて格好がつかなかったんだと思います。

もちろん、私たちが結婚した時にはお祝いも頂いていませんし、ご招待もしていません。



カトリックは離婚ができないとこれで知りましたが、日本の法律上は可能なのではないでしょうか。

新郎は人柄も穏やかですし、仕事の面でも問題ないそうです。



思い出したことがひとつ。

教会はJRの駅からタクシーで約30分。

周辺はのどかな畑でしたが、どうも農作業が始まったらしく結婚式にはかなり問題のある臭いがたちこめていました。



蒸し暑かったせいもあって「げっ、こんな時に外でお食事orz」と思った記憶があります。

これでスイッチが入ったのかも。


【21話】 【23話】

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